JMA洋上研修「J-EXCEED第1期」アメリカ西海岸9日間デザイン・シンキングコースへご参加くださいました、江崎グリコ株式会社 マーケティング企画室 小林 正希さんにインタビューさせていただきました。
(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
インタビュアー 一般社団法人日本能率協会 勝田・吉田
研修で得られたものとは?
吉田
石黒さんの研修で印象に残った言葉や、ご自身の価値観が変化したことはありますか。
小林
気づきを得るために人の視点や本質を見ること、いかに右脳を使うかという点です。
その本質が何なのかを考えることを意識するようになりました。
勝田
小林さんが期待した通りの研修でしたか。
事前研修、洋上研修、それからIDEOの視察もありました。
すべてが終わった今、全体を振り返ってどんな印象を持ちましたか。
小林
正直にいうと、洋上研修がメインで、視察はプラスアルファだと思っていたのですが、IDEOやスタンフォード大学、Amazonなどを見てなるほどと思いましたね。
海外の考え方やマインドセット、アイデア出しを見て、デザイン・シンキングを意識し、大事だと思えるようになったのは収穫です。
多様性を受け入れ、多様な意見を受け入れる工夫をすること、何もかもがオープンな姿勢など見習うべき点が多いと感じました。
勝田
米国の環境を目の当たりにして、多様性を痛感されたわけですか。
小林
そうですね、日本との最大の違いはオープンなマインドにあるわけです。
それを気づかせてくれました。
勝田
収穫はありましたか。
小林
そう思います。
あとは、研修の中でプロトタイピングができたのは収穫でした。
研修の中ではそれほどデザイン・リサーチができていませんでしたが、その部分をIDEOで詳しく聞くことができました。
だから、デザイン・シンキング自体は期待通りといえますね。